児玉語録11月号『できる理由を信じる』
2020/11/10
『 できる理由を信じる 』
~ 明治大学卓球部 創部90周年・ドリームゲームを終えて ~
先日、明治大学卓球部 創部90周年記念事業・ドリームゲームが開催された。
新型コロナウィルスの影響により、日学連の試合がすべて中止となってしまったので、
『学生達のために、何か学生生活の思い出になるようなことはできないか』
『選手のモチベーション向上につながるようなことはできないか』 と考えた。
このような思いと、『明治がやらねば誰がやる』という、明大卓球部のスローガンとが重なり、今回、現役選手と、OBオールスターの対抗戦を企画した。
開催にあたりOBオールスターとして、水谷隼、丹羽孝希、森薗政崇、神巧也、平野友樹選手らに依頼したところ、全員が二つ返事で快諾してくれた。
そして松下浩二君(前Tリーグチェアマン)、倉嶋洋介君(日本代表監督)も解説者として 協力してくれることとなり、まさに卓球界にとって “ 夢 ”のようなイベント となった。
また 『コロナウィルスの影響で沈んだ世の中を少しでも明るくしたい』 という気持ちを込め、動画により日本中に配信し、さらに世界の多くの方々にも楽しんで頂くことが出来ました。
明治大学卓球部は、多くの応援してくださる方々に支えられて、今があります。
これからも“志高く、前向きに”卓球に取り組み、未来を担う子供たちの模範となり、
夢や感動を与える存在であり続けたいと思っています。
今回、試合のない選手には、「この試合を間近で見る事ができることに感謝し、
自分の糧としてエネルギーに変えるように努力すること。」
西、宮川、龍崎、戸上、宇田選手には、「このようなチャンスは普通ありえないこと。
思い切ったプレーで、今後の卓球人生でどう活かすかを考えて挑戦しなさい。」
と、アドバイスした。
今回は卓球とは縁遠いたくさんの方々にも、このライブ配信を楽しんでいただけたようで、『 理屈抜きに、とにかく凄かった 』
『 卓球の試合をきちんと見たのが初めてで、こんなに激しいとは驚き、感動した 』
『 全試合、素晴らしい試合でした。こんな豪華な試合を見ることができるなんて、 選手の皆さん、関係者の皆様に感謝しています。配信画像も編集も、とても綺麗で 素晴らしかったです。卓球ファンには本当に嬉しい試合でした 』
『 そうそうたるメンバーが集結したこのドリームゲームは、明治大学が積み上げてきた 伝統と、底力を示すと同時に、卓球の醍醐味を大いに感じさせてくれるイベントだった 』
などなど、たくさんのメールや感想を頂いた。
明大卓球部OB会長の梅村氏と面談した時、「今年は新入生の試合はもちろん4年生も全く試合がないので、かわいそうですね」 という話が出た。
『そうか、よし何か考えよう!』 と思い立った。
そこでOB対現役のドリームマッチの構想が浮かび、髙山監督、佐藤司OBに話してみた。2人とも大賛成。それから精力的に動いた。 風間卓球部部長、OB幹部も大賛成。
日本代表の倉嶋監督と水谷隼が賛同してくれれば、これは実現できると思い相談。
2人とも快諾してくれた。
そして 明治大学の許可を得るため、大六野学長に面談、この件について依頼。
2日後に学長より関係部署の了解を得たとの連絡をいただく。
「よし!これで決まった」
次は日程。11月にはワールドカップ(於:中国)があり、日本選手団は10月20日頃に 出発の予定とのこと。 それでは10月18日(日)以外はない ということになった。
あまりにも準備期間が少なかったが、髙山監督、佐藤司君が精力的に願晴ってくれた。
常にチャレンジ精神を持ち、どうすればできるかと前向きに取り組む
“できる理由だけを探し求め、信じよう”
私は常に この心を大切にして、
何事も思い立ったらその成功を一切疑わず、100%可能だと信じている。
どんなに不可能に思えても、絶対に「できない」とは口にしない。
「時間的に無理だ」「予算がない」といったことは言わない。
このような企画は、世の中の人々が認めてくれないわけがない・・・と思い込んでいる。
できない理由よ さようなら やってみようよ こんにちは 平成9年 SVENSON WAY より
~ 明治大学卓球部 創部90周年・ドリームゲームを終えて ~
先日、明治大学卓球部 創部90周年記念事業・ドリームゲームが開催された。
新型コロナウィルスの影響により、日学連の試合がすべて中止となってしまったので、
『学生達のために、何か学生生活の思い出になるようなことはできないか』
『選手のモチベーション向上につながるようなことはできないか』 と考えた。
このような思いと、『明治がやらねば誰がやる』という、明大卓球部のスローガンとが重なり、今回、現役選手と、OBオールスターの対抗戦を企画した。
開催にあたりOBオールスターとして、水谷隼、丹羽孝希、森薗政崇、神巧也、平野友樹選手らに依頼したところ、全員が二つ返事で快諾してくれた。
そして松下浩二君(前Tリーグチェアマン)、倉嶋洋介君(日本代表監督)も解説者として 協力してくれることとなり、まさに卓球界にとって “ 夢 ”のようなイベント となった。
また 『コロナウィルスの影響で沈んだ世の中を少しでも明るくしたい』 という気持ちを込め、動画により日本中に配信し、さらに世界の多くの方々にも楽しんで頂くことが出来ました。
明治大学卓球部は、多くの応援してくださる方々に支えられて、今があります。
これからも“志高く、前向きに”卓球に取り組み、未来を担う子供たちの模範となり、
夢や感動を与える存在であり続けたいと思っています。
今回、試合のない選手には、「この試合を間近で見る事ができることに感謝し、
自分の糧としてエネルギーに変えるように努力すること。」
西、宮川、龍崎、戸上、宇田選手には、「このようなチャンスは普通ありえないこと。
思い切ったプレーで、今後の卓球人生でどう活かすかを考えて挑戦しなさい。」
と、アドバイスした。
今回は卓球とは縁遠いたくさんの方々にも、このライブ配信を楽しんでいただけたようで、『 理屈抜きに、とにかく凄かった 』
『 卓球の試合をきちんと見たのが初めてで、こんなに激しいとは驚き、感動した 』
『 全試合、素晴らしい試合でした。こんな豪華な試合を見ることができるなんて、 選手の皆さん、関係者の皆様に感謝しています。配信画像も編集も、とても綺麗で 素晴らしかったです。卓球ファンには本当に嬉しい試合でした 』
『 そうそうたるメンバーが集結したこのドリームゲームは、明治大学が積み上げてきた 伝統と、底力を示すと同時に、卓球の醍醐味を大いに感じさせてくれるイベントだった 』
などなど、たくさんのメールや感想を頂いた。
明大卓球部OB会長の梅村氏と面談した時、「今年は新入生の試合はもちろん4年生も全く試合がないので、かわいそうですね」 という話が出た。
『そうか、よし何か考えよう!』 と思い立った。
そこでOB対現役のドリームマッチの構想が浮かび、髙山監督、佐藤司OBに話してみた。2人とも大賛成。それから精力的に動いた。 風間卓球部部長、OB幹部も大賛成。
日本代表の倉嶋監督と水谷隼が賛同してくれれば、これは実現できると思い相談。
2人とも快諾してくれた。
そして 明治大学の許可を得るため、大六野学長に面談、この件について依頼。
2日後に学長より関係部署の了解を得たとの連絡をいただく。
「よし!これで決まった」
次は日程。11月にはワールドカップ(於:中国)があり、日本選手団は10月20日頃に 出発の予定とのこと。 それでは10月18日(日)以外はない ということになった。
あまりにも準備期間が少なかったが、髙山監督、佐藤司君が精力的に願晴ってくれた。
常にチャレンジ精神を持ち、どうすればできるかと前向きに取り組む
“できる理由だけを探し求め、信じよう”
私は常に この心を大切にして、
何事も思い立ったらその成功を一切疑わず、100%可能だと信じている。
どんなに不可能に思えても、絶対に「できない」とは口にしない。
「時間的に無理だ」「予算がない」といったことは言わない。
このような企画は、世の中の人々が認めてくれないわけがない・・・と思い込んでいる。
できない理由よ さようなら やってみようよ こんにちは 平成9年 SVENSON WAY より
児玉圭司名誉総監督
昭和35年~45年
明治大学体育会卓球部監督
昭和45年~令和2年
明治大学体育会卓球部総監督
令和3年~現在
明治大学体育会卓球部名誉総監督
(株)スヴェンソン 代表取締役会長
日本学生卓球連盟 名誉会長
明治大学駿台体育会 名誉会長
- 昭和31年
- 世界選手権シングルスベスト16
- 昭和40年
- 第28回世界卓球選手権 日本代表監督
- 昭和48年
- 第32回世界卓球選手権 日本代表監督
- 昭和50年
- 第33回世界卓球選手権 日本代表総監督兼監督