児玉語録10月号「一流の人を目指そう」を掲載
2014/11/18
秋季リーグ優勝おめでとう。
去年、悔しい思いをして逃した、グランドスラム(春季リーグ・夏のインカレ・秋季リーグ)を達成し、
現役、OB、明大関係者全員が感動を味合うことが出来た。
特に今回のリーグは、専大戦、早大戦共に「これで負けたか」というような、
際どい勝負の連続で、選手たちはよく耐え忍んで願晴った。賞賛に値する内容だったと思う。
これは、出場した選手たちだけでなく、部員全員の強い思いが結集して
成せることが出来た成果だ・・・と確信した。
実は、今年4月の全体ミーティングで、24年間ANA国内線、国際線のチーフパーサーとして、
また、その内の15年間は天皇皇后両陛下、英国元首相マーガレット・サッチャーを始めとする、
各国の国家元首のVIP特別機の担当として活躍された里岡美津奈さんに、
「クオリティの高い接客・接遇」について、ご講演いただきました。
里岡さんは、「一流になれる人、なれない人の見分け方」という著書の中で、
一流と二流の人との違いと共通点について次のように指摘しています。
「一流の人はメンタルを整える習慣を必ず持っている」共通しているのは、切り替えの巧みさ。
「一流の人は、聞き流さずにメモをとる」 メモ魔である。
気がついたことや、人の話を聞いていても、これはと思うことを書きとめておく習慣がある。
好奇心が旺盛で、人の話を注意深く聞いていて、常に勉強しよう、活かそうという姿勢がある。
感性は、本物を味合うことでどんどん磨かれていくもの。心が動かされるものに対して、素直になる。
感動するというのは、その心の動きに敏感になること。
一流になれる人は、自分の意思を上手に伝えることのできる人。
そうなるには、自分の意思をはっきり持つことが大事。ちょっとしたことにも自分の意思を持つ。
これを三ヶ月心がけて生活すれば、かなり決断できる人になれる。
適切な決断力は日々の積み重ねでついていくもの。
一流の人は、仕事に対してとても熱く、その仕事をするのが楽しいと思ってやっている。
一流の人は、いまとは別の仕事をしていたとしても、やっぱり情熱的に仕事に取り組んで、
そこでも抜きん出た存在となり一流になっていることでしょう。
何事もいやいややって大成した人はいない。
そういう人は、何をやっても二流、三流止まりです。
「一緒に食事をしよう、何がいい?」と聞かれたとき、二流の人は、「何でもいい」と答える。
「何でもいい」は絶対に言ってはダメ。
それは、二流、三流で終わる人の口にしがちなセリフ。
誘う側にとって、「何でもいい」ほど、つまらない答えはない。
相手に喜んでもらいたいから意向を聞いているのだから、前向きな言葉で返すこと。
一流を目指す若い人たちにぜひ伝えたいのが、
「小我」ではなく、「大我」で生きてくださいということです。
小我とは読んで字のごとく、小さい我、小さい自分だけの利己的にとらわれた狭い我。
そうではなく、つねに大きい我、狭い見解や、我執を離れた自由自在な大きな心の持ちようのこと。
さらにつけ加えると・・・
悪口や批判には感謝しよう。悪口は自分を伸ばす好機と考える。
悪口を言われるということは、道を誤らず、努力し、勉強し、自分をひと回り大きくするため、
そして、自分が一人前であると周囲から認められたということだと考えよう。
勉強する楽しみを知る。勉強とは知らないことを知ること。
新しいことを知ることぐらい面白いことはありません。
知る面白さを知るという癖をつけることが大切です。
本からも学べるが、究極の勉強は人間そのものから学ぶこと。
あらゆる知識を学んでも、自分の体験を通じてよく噛み砕き、吸収しないと知恵にはならない。
「自分だったら、こう考える」「こんな見方もできるではないか」と
反芻するように聞くようになると消化も早くなってきます。
こういうテーマで書く機会は、これから中々ないと思ったので、
思い切って多くのことを羅列しました。
一つひとつじっくり味わって、勉強し、一流の人間になることを目指し努力していきましょう。
去年、悔しい思いをして逃した、グランドスラム(春季リーグ・夏のインカレ・秋季リーグ)を達成し、
現役、OB、明大関係者全員が感動を味合うことが出来た。
特に今回のリーグは、専大戦、早大戦共に「これで負けたか」というような、
際どい勝負の連続で、選手たちはよく耐え忍んで願晴った。賞賛に値する内容だったと思う。
これは、出場した選手たちだけでなく、部員全員の強い思いが結集して
成せることが出来た成果だ・・・と確信した。
実は、今年4月の全体ミーティングで、24年間ANA国内線、国際線のチーフパーサーとして、
また、その内の15年間は天皇皇后両陛下、英国元首相マーガレット・サッチャーを始めとする、
各国の国家元首のVIP特別機の担当として活躍された里岡美津奈さんに、
「クオリティの高い接客・接遇」について、ご講演いただきました。
里岡さんは、「一流になれる人、なれない人の見分け方」という著書の中で、
一流と二流の人との違いと共通点について次のように指摘しています。
「一流の人はメンタルを整える習慣を必ず持っている」共通しているのは、切り替えの巧みさ。
「一流の人は、聞き流さずにメモをとる」 メモ魔である。
気がついたことや、人の話を聞いていても、これはと思うことを書きとめておく習慣がある。
好奇心が旺盛で、人の話を注意深く聞いていて、常に勉強しよう、活かそうという姿勢がある。
感性は、本物を味合うことでどんどん磨かれていくもの。心が動かされるものに対して、素直になる。
感動するというのは、その心の動きに敏感になること。
一流になれる人は、自分の意思を上手に伝えることのできる人。
そうなるには、自分の意思をはっきり持つことが大事。ちょっとしたことにも自分の意思を持つ。
これを三ヶ月心がけて生活すれば、かなり決断できる人になれる。
適切な決断力は日々の積み重ねでついていくもの。
一流の人は、仕事に対してとても熱く、その仕事をするのが楽しいと思ってやっている。
一流の人は、いまとは別の仕事をしていたとしても、やっぱり情熱的に仕事に取り組んで、
そこでも抜きん出た存在となり一流になっていることでしょう。
何事もいやいややって大成した人はいない。
そういう人は、何をやっても二流、三流止まりです。
「一緒に食事をしよう、何がいい?」と聞かれたとき、二流の人は、「何でもいい」と答える。
「何でもいい」は絶対に言ってはダメ。
それは、二流、三流で終わる人の口にしがちなセリフ。
誘う側にとって、「何でもいい」ほど、つまらない答えはない。
相手に喜んでもらいたいから意向を聞いているのだから、前向きな言葉で返すこと。
一流を目指す若い人たちにぜひ伝えたいのが、
「小我」ではなく、「大我」で生きてくださいということです。
小我とは読んで字のごとく、小さい我、小さい自分だけの利己的にとらわれた狭い我。
そうではなく、つねに大きい我、狭い見解や、我執を離れた自由自在な大きな心の持ちようのこと。
さらにつけ加えると・・・
悪口や批判には感謝しよう。悪口は自分を伸ばす好機と考える。
悪口を言われるということは、道を誤らず、努力し、勉強し、自分をひと回り大きくするため、
そして、自分が一人前であると周囲から認められたということだと考えよう。
勉強する楽しみを知る。勉強とは知らないことを知ること。
新しいことを知ることぐらい面白いことはありません。
知る面白さを知るという癖をつけることが大切です。
本からも学べるが、究極の勉強は人間そのものから学ぶこと。
あらゆる知識を学んでも、自分の体験を通じてよく噛み砕き、吸収しないと知恵にはならない。
「自分だったら、こう考える」「こんな見方もできるではないか」と
反芻するように聞くようになると消化も早くなってきます。
こういうテーマで書く機会は、これから中々ないと思ったので、
思い切って多くのことを羅列しました。
一つひとつじっくり味わって、勉強し、一流の人間になることを目指し努力していきましょう。
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児玉圭司名誉総監督
昭和35年~45年
明治大学体育会卓球部監督
昭和45年~令和2年
明治大学体育会卓球部総監督
令和3年~現在
明治大学体育会卓球部名誉総監督
(株)スヴェンソン 代表取締役会長
日本学生卓球連盟 名誉会長
明治大学駿台体育会 名誉会長
- 昭和31年
- 世界選手権シングルスベスト16
- 昭和40年
- 第28回世界卓球選手権 日本代表監督
- 昭和48年
- 第32回世界卓球選手権 日本代表監督
- 昭和50年
- 第33回世界卓球選手権 日本代表総監督兼監督